引越しガイド:森 2014年04月27日
沼倉 久美子 さん ご質問ありがとうございます!
離島への引越しは、フェリーのトラック料金や運行本数によってかなり変わってきます。
トラック料金が高くなると、それがユーザーへの見積もり金額に直結することはお分かりになると思いますが、運行本数が少ないと現地で家財をお届け後にトラックと作業員が帰る際、フェリーに乗り遅れた場合のリスク・・・ つまり人件費を余分に加味しないといけなかったり、料金が高くなる要素が多いのは事実です。
また、万が一破損などのトラブルが発生したりすると、その対応に離島まで行かないといけないということで経費が余分にかかることになり、そのリスクを考えると安い金額で契約はとることを敬遠する業者は多いと思います。
荷物の量が分かりませんので、具体的に70万が高いかどうかは申し上げられませんが、家族分であるとか長年生活されてきた身の回りのものを全て離島に持っていかれるというような大きな引越しの場合は、70万という金額は決して高くないともいえます。
離島ではない少し距離のある引越しの場合でも、私の営業マン時代にそれくらいの金額の引越しを取り扱ったことは何度もあります。
ただ、これから5月にはいってゴールデンウィークが終わると、引越し業界や運送業界は割りと暇な時期に入ります。
暇すぎて作業員を休ませてばかりいると、稼げないということで他の会社や業界に良い人材が流れていってしまうので、引越し業者としては安くても仕事が欲しいという時期に入ることは事実です。
今は春の引越しシーズンの名残があって、その時期の高い見積もり金額を提示する癖が営業マンに残っている可能性もあるので、もしかしたらもう少し時期をずらされて見積もりを取られるのも良いかもしれません。
また離島への引越しは、例えば秋田で積み込み作業を行った業者が、そのトラックや作業員を使ってそのまま式根島にお届けに行くようなやり方だと、破損などが起こりにくいですが値段が高くなります。
逆に、何回か提携業者使って中継をするようなやり方だと安くなる代わりに、積み替えが多い分、破損発生の可能性が上がります。
それと、業者間によっても料金の差が出ることも多いです。
ある業者が70万といった引越しを、別の業者が40万くらいで対応してくれることもあるでしょう。
それと70万円と見積もった業者でも、荷物をあと少し減らすことによってトラックのサイズが一つ小さくなり、それによって60万円を切る金額で出来るというようなこともあります。
とにかく焦られずに、なるべく多くの引越し業者を見積もりに呼ばれて、各業者の作業内容や見積もり金額の構成を確認されることと、どうすればもっと安くなるかのアイデアを各営業マンに出させて、それを比較検討材料にされることをお勧めしたいです。
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